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「マイ・ブルーベリー・ナイツ」、観ました。
「なんでおまえがウォン・カーウァイのオシャレ映画を映画館に観にいってんだよ!」というひともいるでしょうけど、それには理由があるのですよ! 脚本がローレンス・ブロック おまけに音楽がライ・クーダーですからね。 で、内容ですが、よかったですよ。 といってもウォン・カーウァイの映画を観ていない人にはお勧めできないのですが、いつもよりもストーリー性があって良かったです(くれぐれもウォン・カーウァイの免疫のある人向きです)。 ジュード・ロウ、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマンも文芸チックなスタイルの中でも花を添える存在感で、魅力的です。 中でもジュード・ロウがウォン・カーウァイ映画に出てくるチンピラの演技を習得しているのに驚き、笑いました。「あいつ、うめえな」と思ってしまった。 あ、ノラ・ジョーンズもちょっとモダンチョキの濱田マリに見えることもありましたが、全体的に素人くささも少なく及第点です。 で、脚本もローレンス・ブロックな感じもあってよかったです。ドライで脆い現代人描写と、ダイナーに哲学を持ち込むスタイルも健在でした。ちょっとウォン・カーウァイにマット・スカダーを撮って欲しくなりました。 撮影がバリバリ、クリストファー・ドイルだと思ったら違う人だった、です。あれ。 |
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「バンテージ・ポイント」観ました。
タイミングに恵まれずにあきらめかけてしましたが、何とか。 いや〜〜、映画の脚本なんかに興味のある人は必見です。映画マニア必見ともいえます。 8人の視線で大統領暗殺事件を追う話で、構成がかなりユニークです(「羅生門」を連想するでしょうが事実が明らかになるだけで、情報が異なるわけではないです)。 正直、食い足りなかったです。途中でとても面白く感じたので、期待値が大幅アップしてしまったのですが……ラスト付近はいらない娯楽シーンと、露骨なまとめに入ってしまい、落胆しました。 しかし!! この映画が必見といえるのは「ではどこをどうすれば名作になったか」を考えると、面白いからです。マニアックな楽しみですが、どこをどうすべきだったか、想像するとかなり長く楽しめる作品だと思います。 90分で収めた点も高評価です。 あ、あと「24」なんかが好きな人にはお勧めです。 |
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「ザ・フィースト」、観ました。
いや〜、博打気分で観ました。こういう小さい扱いで「死霊のはらわた」や「ブレインデッド」が公開され、後に語り継がれることになることがあるので、チェックしましたが、大敗でした……。 予告は面白そうですが、自分にはゼンゼンでしたね。まあ下品で残虐でアホなんですが、ハジけてないな〜。何か収拾つかない空気がまったくないです。予定調和。 ヴェノム 製作総指揮にベン・アフレックとマット・デイモンがついているので、そこそこマニアックな仕掛けがあると思ったんですけど……普通でしたね。 シナリオが賞を取ったというのですが、プロットもあっさりしてるわ……。 え〜、すいません、観なくていいです。 |
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「燃えよ!ピンポン」、観ました。
卓球を題材に使った、ギャグ映画で、脇役でクリストファー・ウォーケン、マギー・Qが出ています。 ほとんど香港映画のノリのアホ映画です。タイトル通り「燃えよドラゴン」のオマージュが入ってますが、ヌルイですね。 主役のダン・フォグラー、正直主演としてはヌルいです。というか、彼は狂言回し・進行役で、他の人がボケ倒す構成なので、結構マジメな演技をしていきます。脇役で出ている「噂のアゲメンに恋をした!」の方がよかったです(スゲー下品で)。 クリストファー・ウォーケンも映画の趣旨に合わせてこちらもユルユルですよ。マギー・Qはセクシーでいいですね。 ギャグは結構日本人にはスベる、というかついていけない部分もありますが、愛嬌のある映画なので見ていて楽しいです。 少しネタバレしますが、マシ・オカはほんのちょい役ですよ。 やはりアメリカのコメディがある程度好きな人向きですかね。 しかしまたロバート・パトリックが出てた。今年に入って3回も見てしまった。 |
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「ONCE ダブリンの街角で」、観ました。
「いつDVDになるんだ」と思って調べたら、まだやっていたので、観ました。 そしたらこれ、今年のアカデミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞してたんですね。ほとんど今、知りました。「Falling Slowly」という曲です。 え〜と、とてもいい映画です。いい映画ほど語ることはないですね。 何か落ち込み気味の時に見れば、とってもいいと思います。 自分は音楽はあんまり聴かんのですが、非常に良かったです。バンド映画とか好きな人にもお勧めです。 まあイギリス、アイルランドの音楽とか文化が好きな人は是非とも観ましょう。 あと、この映画が気に入ったら、この映画の主演であるグレン・ハンサードも出ている「ザ・コミットメンツ」を絶対見て欲しいです(同じダブリンが舞台の音楽映画です)。 ぼんやりといつまでも心に残る、唯一無二の傑作です。 テーマ:第80回アカデミー賞 - ジャンル:映画 |
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「ノーカントリー」、観てきました。
本当のタイトルは「No Country for Old Men」。(小説の方では「血と暴力の国 まあなぜ「ノーカントリー」になったのだろうと思いますが、見終わると「なんでもいいや」な感じになります。 もうコーエン兄弟の映画という以外、何ものでもないです。 乾いた緊張感と暴力が簡潔な画面を満たしています。相変わらず散文的なシーンも多くあるので、コーエン兄弟ファンか映画好き以外は別に見なくていいかな、と思います。でもアクションシーンが面白いのでコーエン兄弟入門にはいい、とも感じました。 でもいつものように、時間と共に映画の心象が変化する多面的な造りはサスガです。 ハビエル・バルデム演じる殺し屋シガーが大きな話題になっていますが、これは確かに見応えがあります。 この映画を観ていると、いつもアメリカ旅行をした後に抱く「この国には住みたくはない……」と思う気持ちと同じ感情が浮かびました。どうもこの映画もコーエン兄弟が「アメリカは住むには問題がある」と意図を込めているようです。 正直、「アカデミー賞取った作品なら観ようか!」と軽い気持ちで観に行って暗い気持ちになって出て行ってくれると、「いい気味だ!」と思っています。 |
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「魔法にかけられて」、観ました。
実写とアニメを掛け合わせた作品です。 ディズニーバリバリですが、なかなかに楽しい作品でした。 アニメとしても、ミュージカルとしてもレベルの高い仕上がりになっています。監督が通常の4倍も制作が大変だったというのがわかるようでした。 簡単に言うと「ニューヨークの恋人」と「ヘアスプレー」を合わせたような感じでしょうか。 あ、「ヘアスプレー」のジェームズ・マースデンも重要な役で出ています。 正直、映画の着想は「ニューヨークの恋人」から来ているように感じました(別にパクリとかいうんじゃないです)。 お伽噺がモチーフですが、「シュレック」のような興ざめな感じではなかったです。 僭越ですが、劇中に出るセントラルパークが現実に観たセントラルパークの光景とびっくりするほど同じでした(当たり前か)。 |
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「麦の穂をゆらす風」、DVDで観ました。
まあ結構重い映画という批評が多かったので、ビビッて敬遠してきましたが、ようやく観ました。 1920年頃のアイルランドで、イギリス人にボロクソに扱われるアイルランド人の反乱を描く話です。まあご存じのように、イギリスのアイルランド支配はとても古くからあり、ちょっと前まで争いの余波がありましたよね。だからオープニングからエンディングまで特にいいことはないと観る前からわかるので、心に余裕があるときに、と観ました。 まあ予想の通りでしたが、思ったほど陰惨ではなかったので助かりました(悲しいシーンは少なくはないですが)。 楽しいなどというのは無縁の映画ですが、是非とも観てください。イギリスとアイルランドが好きな人は必見です。役者がほとんどでない映画ながら、何とも風土性のある映画になっています。 「ブラッド・ダイヤモンド この映画を気に入った人はさらに「マイケル・コリンズ」を観ると勉強になると思います。 ただ「かわいそうだ」ではなく、今でもアフガニスタン、イラク、チェチェン、アフリカの多くの国、中国の小部族の住む地区で、地獄の虐殺が続いていることについて考えたいと思います。 |
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「ジャンパー」、観ました。
テレポートを使い、わがままに生きる青年の話です。 ……もったいない映画でした。もっともっと面白くなる話なのに、主人公がもの凄くリアルに《普通の人》なので、活劇映画では活躍できなかったです。 まあ普通の人と書くと、人間の成長を伺わせる内容があるように期待するかも知れませんが、そこは変にリアルで、ぼんやりと冴えない選択を繰り返してしまいます。おまけに能力に甘やかされてしまったせいか、主人公は視野も狭く、発想も貧困です。 映像や撮影はとってもいいのですけど、テレポーションを使ったアイデアがほとんど生かされません。 ……とにかく、痒いところにまったく手が届かない映画で、ストレスがたまりました。 本当にもったいない映画でした。 やはり超能力もの映画のNo.1は引き続き「デッドゾーン |
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どうもどうもまるまる1年が経ちました。
取りあえず自分の中の取り決めで「1年は頑張る」でやってきました。 ということで毎日の更新は昨日まで、ということになりました。 これからは映画レビュー専門になります。ですので週1、2回の更新になります。 ひいきにしていただいた方は、週末にだけで覗くようにしてみると塩梅がいいと思います。 ではでは今後もテキトーによろしくお願いします。 |
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「アレックス・ライダー」DVDで観ました。
同じイギリスが舞台で、子供が主人公という「ライラの冒険」にガッカリした、というのではないのですが、14歳の子供がスパイと活躍する作品を観ました。映画館でやっているのも知らなかったんですが、やや子供向きながら結構楽しかったです。 アクション監督がドニー・ウェンということで観たんですけど、アクションもそこそこ頑張ってました(今回の指導は全然鬼モードじゃなかったですけど)。あ、ドニー自身は出ません。 でもこの映画、アクション&スパイ好きの人向きではなく、「イギリス好き」か「美少年好き」にオススメです。 イギリスの町並みがタップリ出てきますし、主人公のアレックス・ペティファーがとっても美少年です。 あ、ややネタバレ、ユアン・マクレガーが出演してますが、そこはあまり期待しないで下さい。 元は小説のようで、挿絵は荒木飛呂彦氏なんですね。 |
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「ライラの冒険 黄金の羅針盤」観ました。
原作ファンか、ファンタジー大好き、もしくはクリーチャー好きな人以外は観ない方がいいです。 特異な設定が盛りだくさんなのに、説明がほとんどありません。ですからノレないと、相当に厳しいです。 自分も原作をまったく知らないので、「あ、わけわからん」でした。 原作を知らない人に対するサービスはほとんどありませんでした。 基本、ライラが誰と敵対しているのかもよくわかりません。 あと敵が地味です。ライラの味方は白クマなど結構派手なメンツが揃いますが、敵は「ただ黒い服を着た人たち」です。「ロード・オブ・ザ・リング」のバルログみたいなのは出てきません。 ですがビジュアルは結構いいので、そういうのが好きな人はどうぞ! 映画に出てくるダイモンが「ジョジョ」のスタンドに似ている!!と思った人は、「クリス・ワイツ×荒木飛呂彦の対談」を読んでみてください。 |
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