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少し前までアニメ「らき☆すた」に登場する鷹宮神社のモデルとなった春日部市の鷲宮神社に「聖地巡礼」と称して人が大勢訪れたそうです。
アニメの舞台は昔は圧倒的に東京中心部でしたが、1980年代ぐらいから変化していきました。今日はアニメの舞台の変化を追ってみます。 1980年代で東京の中心部から東京都練馬区に移りました。 「うる星やつら」「めぞん一刻「ナイン」「H2」と原作者が練馬に住んでいるというのが大きな原因でしょう。他にも「ド根性ガエル」、「ドラえもん」、最近でも「のだめカンタービレ」が練馬です。 最近数を増やしているのが、多摩、調布にまたがる京王線沿線です。 「フルメタル・パニック!」「げんしけん」と調布市、多摩市が作品に登場します。 また、スタジオジブリの作品である「平成狸合戦ぽんぽこ」「耳をすませば」もそうです。 さらに最近一つの作品が調布を舞台の作品が登場しました。それが「墓場鬼太郎」です。 水木しげる氏が今でも調布の街を闊歩しているので、「墓場鬼太郎」の中には色濃く昔の調布の街が描かれています。 「これがねずみ男の散歩コースだ!」などといって聖地巡礼に現れる人はきっといるでしょう。 |
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ようやく「BSアニメ夜話 とことん!あしたのジョー 第3夜 37年目のスペシャル対談 出崎統・ちばてつや」を観ました。
いや〜、結構驚いたことを知りました。ちばてつや、連載中にアニメ化が始まったアニメ「あしたのジョー」を観ていたようです。さらに力の入ったアニメの絵に感化されたと言っていました。 つまり、本編の「あしたのジョー」に間接的ですが影響を与えていたと知りました。 出崎統伝説に新たな逸話がひとつ加わりましたね! と、書いていて、何となくわかるのは「出崎統って誰?」と思っている人が結構多いでしょうね。 出崎統……恐らくこれほど実力があるのに名前が知られていない人もいないでしょう。アニメが好きな人以外で賛美している人を伊集院光ぐらいしか知りません。 もうその功績はとても長くなるのでWikipediaで読んでください。 個人的にはアニメ演出家でビッグ3を選べと言われれば、「宮崎駿」「富野善幸」、そして出崎統氏を挙げます。 出崎統氏がとにかく凄いのはマンガのアニメ化の基準を築いた点です。 マンガをアニメ化する際の道しるべを画一させたように思います。 「あしたのジョー」「エースをねらえ! 予算と制作日数が限られた環境で、アニメ化することは至難の技なのですが、原作ファンも魅了する演出テクニックはダントツの日本一です。 原作付のアニメを演出する人で影響を受けていない人は1人たりともいないように思っています。 まあ、出崎統作品で1990年代以降のもので、あまり凄まじいものがないこともあるのでしょうが、こうも名前が浸透しないのは……観る手がまだまだ幼いんだろうなと感じます。 あ、もしかすると、名前のが読みにくいからも知れませんね!! (んな、アホな) |
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今日は一時流行した、現実に近い世界にロボットが登場、活躍する作品を紹介します。
恐らく一番有名なのが「機動警察パトレイバー」でしょうね。 レイバーという働くロボットを悪用する者を取り締まるために、警察の特別班が活躍する話でした。主役ロボットのイングラムはちゃんとパトカーなどと同じカラーリングでした。「踊る大捜査線」に大きな影響を与えた作品だと知られています。 「地球防衛企業ダイ・ガード」では、民間の警備会社に払い下げた戦闘ロボットのダイ・ガードが、怪獣と戦う話でした。企業が舞台だったので、ロボットを動かすためのランニングコストが口にされることもありました。 主人公がサラリーマンだったので、個人的にはもっとリアルな内容だとよかったな〜と感じています。 こうなると自衛隊のロボットも沢山ありそうですが、「ガサラキ」くらいしか思い当たりません。自衛隊派兵などの重厚なバックボーンがある話でしたが、非常にわかりにくい上に、戦闘も爽快感がなく一部のマニアの関心しか買えませんでした。 一番先駆的なのは「無敵ロボトライダーG7」です。 ロボット一つが財産の宇宙の雑多な用事を請け負う少人数の会社が、地球を攻めてくる宇宙人を仕事の一つとして倒すというものでした。 利益を出すためにミサイルをなるべく出さないでとパイロットに要求したりとか、つましい描写が多々ありました。「機動戦士ガンダム」の後番組であるにも関わらず、終始脳天気なお気楽アニメでした。 エンディングの「俺は社長だ」はとても楽しい曲です! |
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児童文学のアニメ化は昔から何度も行われてきました。
今日は原作者とアニメ化の関係をちょっと振り返ってみます。 NHKの「精霊の守り人」は原作者の上橋菜穂子氏が、元々スタッフのファンだったので許可したそうです。出来も気に入っていると言うことなので、幸運な展開といえるでしょうね。 「河童のクゥと夏休み」の原作者・木暮正夫氏は映像化を快諾したのですが、完成直前に急逝されたそうです。 ファンも多い「わたしとわたし〜ふたりのロッテ〜」は原作に忠実に作られたそうです。ですが原作者エーリッヒ・ケストナーが再版の許可を出さなかったために、DVD化どころか再放送にもなっていないということです。 「ムーミン」といえば1969年版のアニメが有名ですが、トーベ・ヤンソンは原作と違うと不快を示していました。ですが1990年版の「楽しいムーミン一家」は制作にも加わったこともあり、非常に気に入っているようです。 スウェーデンの児童文学で最も有名なのは「長くつ下のピッピ」ですが、これを高畑勲氏と宮崎駿氏がアニメにしたいと直接会いに行きましたが、原作者のアストリッド・リンドグレーンがそれを断ったそうです。あの話は日本では有名ではありませんが、スウェーデン人にはよく知られていて「なんてもったいないことを!」と嘆いているそうです。 「ハウルの動く城」では宮崎駿氏が原作を大幅に変えたのですが、原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏は満足していると評価しています。 ですが……宮崎駿氏がル=グウィン氏から許可を得た「ゲド戦記」は、ご存じの通り、宮崎吾朗氏が監督し、作り上げてしまいました。ル=グウィン氏は作品の出来に当惑したことを正式にコメントしています。 余談ですが、「はてしない物語」「モモ」のミヒャエル・エンデ氏の「ジム・ボタンの機関車大旅行」が、日本でアニメになっているのですが、原型がないほどの熱血アニメに変えられ、作られました。エンデ氏がどう思ったのか知りたかったのですが、調べることが出来ませんでした。 |
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SF小説はかつてはアニメーションを牽引する一つの道しるべでした。
特に海外のSF小説は、アニメの企画を立てる上でアイデアの引き出しとなることが多かったようです。 今回は海外SF小説とアニメの関係を振り返りたいと思います。 海外SF小説が直接アニメになったケースは非常に少ないです。 「未来少年コナン(原タイトルは残された人びと)」と「キャプテン・フューチャー」、「レンズマン」、そして「宇宙の戦士」です。 「未来少年コナン」はNHKが製作した初のアニメであり、「キャプテン・フューチャー」は「未来少年コナン」が終了した次の番組でしたから、この試みが如何に斬新であったかおわかりになると思います。 「ふしぎの海のナディア」もSF小説「海底二万マイル」のアニメ版ともいえるので、NHKのSFアニメ率は相当に高いといえるでしょう。 「レンズマン」は1937年から書かれた古典SFオペラの原点的作品で、その影響は計り知れないほどですが、1984年に日本でアニメ化された際は大した反響もなくひっそりと終わっています。 ロバート・A・ハインラインの小説「宇宙の戦士」は「機動戦士ガンダム」の元ネタとなった作品なので、アニメ化はガンダム人気にあやかったという複雑な経緯でなっています。 「2001年宇宙の旅」で知られるSFの巨匠アーサー・C・クラークの小説もアニメに色濃く影響を与えています。 人類の進化と破滅を扱った「幼年期の終り そうそう現在放送中の「機動戦士ガンダム00」にも影響が顕著に出ています。 「新世紀エヴァンゲリオン」のスタッフがそれ以前に描いたSFロボット「トップをねらえ!」は沢山のSF小説の小道具&技術を力まかせんいゴッチャマゼにぶち込んだ作品で、SF小説ファンの間でよく話題になったようです。 現在SFを盛り込んだ作品は「攻殻機動隊」や「電脳コイル」などいつでも普通に作られるようになりました。 だから何だかわざわざSF小説をありがたがる風潮はすっかりなくなりましたが、個人的な難解なSF小説作品をアニメで描くようなことがあることを願っています。 |
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ロボットアニメファンには今更の話ですが、今日は「聖戦士ダンバイン」の話を書きます。
「聖戦士ダンバイン」は「機動戦士ガンダム」の流れを汲む富野由悠季監督のもと日本サンライズで製作されたロボットアニメです。 「聖戦士ダンバイン」はアニメ史上、非常に画期的な作品でした。ヒットする要因はガンダム以上に大きかった作品だったといえます。 まずは画期的であった点を上げます。 その1に、日本で「ドラゴンクエスト」が発売される遙か前に、本格的な西欧の中世的なファンタジーを導入した点です。ロボットの名前も「ダーナ・オシー」「レプラカーン」などのヨーロッパの妖精から取った名前が多く使われていました。 その2に、オーラの描写の成功です。今では生命エネルギーが目で見えるなどというのが当たり前ですが、大々的に描いたのは「ダンバイン」が初めてです。さらに生命エネルギーが極限まで達すると「ハイパー化」という現象を起こし、限界を突き抜けてパワーが増大します。「ドラゴンボール」のスーパーサイヤ人が登場するずっと前のことです。 その3に、髪の色の鮮やかな聖なる美少女が多数登場する点です。もはやファンタジーでピンクや空色の髪の色をした美少女が登場することは普通ですが、「ダンバイン」は初めて中世的なファンタジーを扱っただけではなく、幻想的な要素を多く持つ美少女をアニメに積極的に描いていきました。 「聖戦士ダンバイン」という作品がなければ、今のアニメ作品の流れが大きく変わっていたといって過言ではありません。 ではなぜヒットしなかったといえば、まあ平たく言うと「面白くなかった」からです。もちろん一部に熱狂的なファンは発生しましたが、話がわかりづらい上に展開が荒かったのです。 当時観ていて、明らかに富野由悠季監督の演出の冴えがなくなったのを覚えています。 また、「ダンバイン」の活躍の舞台となる「生と死」の狭間にある世界の設定が定まらず、富野監督もうまくいかなかったといっています。 その後も富野監督は同世界を2回も「ガーゼィの翼」「リーンの翼」として作り直すことになりました(が、未だによくわからないという意見が多いです)。 個人的の見解としては、設定云々よりもやはり富野監督の力量の消失にあるように思います。「ダンバイン」の10話から20数年、富野監督の失われた能力は二度と戻ってきていないように感じます。 ともあれエンディングの「みえるだろうバイストン・ウェル」はメッチャ好きです。 |
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今日は「ヤッターマン」復活と言うことで笹川ひろし氏を紹介します。
今回もオリジナルに引き続き、笹川ひろし氏が「ヤッターマン」の総監督を努めています。 自分の中では、以前紹介した芝山努氏のライバルだと思っている方です。まさに実力は互角の、真のクリエーターの1人です(またその無名さにおいても)。 今「ヤッターマン」以外にも笹川ひろし氏が評価されるべき時期にあります。今年5月に公開される全米のウォシャウスキー兄弟の「Speed Racer」のオリジナル「マッハGoGoGo」の監督を務めているからです。「Speed Racer」は予告を見る限り、かなり忠実に「マッハGoGoGo」の演出が生かされています。 芝山努氏が日本人に純日本なギャグイズムを植え付けたとすれば、笹川ひろし氏は日本人に日本人らしいポップさを与えたように思います。 笹川ひろし氏は手塚治虫のアシスタントからアニメーターになり、タツノコプロで数々の名作を手がけます。 主に「タイムボカン」シリーズや「ハクション大魔王」などのギャグアニメで評価されていますが、「新造人間キャシャーン」や「宇宙の騎士テッカマン」などのハードなアクションドラマ演出もうまいです。 20年前の藤子不二雄ブームのときに「忍者ハットリくん」「パーマン」「オバケのQ太郎」「ビリ犬」「ウルトラB」「ポコニャン」の総監督も務めています。 個人的な見解ではともかくキャラクター描写、テンポ、ストーリー進行において、笹川ひろし氏は実にスムーズに演出することがうまいと感じています。特に登場人物が10人ほどの群像描写が得意で、観ていてもゴチャゴチャした印象を持たせず、スッキリとしたドラマに仕上げて提供してくれてきました。 笹川ひろし氏は71歳で、とっくに引退していいのですが、その才能を眠らせるわけにはまだいかないようです。 |




