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Author:クマノス
映画好きのオッさんのぼやきブログです。一応ネタバレなしです。
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伝記なコミック
映画では「クィーン」「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」「エリザベス」など伝記を扱った作品が沢山ありますね。
小説などは数え切れないほど当然あります。
しかしマンガではあまり伝記物というのは人気がありません。
もちろん、学習用の教材的面のある子供向きのマンガは沢山ありますが、独立した作品は少ないです。
今日は少ない偉人伝記マンガを紹介します。



作、園村昌弘・画、中村真理子の「日本映画監督列伝」はメディア賞を受賞している作品で、黒澤明監督と小津安二郎監督を取り上げています。あまり知られていませんが、両監督の恐ろしい視線とこだわりを知ることができ、結構オススメです。

むつ利之氏が週刊少年マガジンで「Dr.Noguchi
野口英世伝記物語」というマンガを描いていました。少年誌で伝記を描くのは珍しくて貴重でした。



荒木飛呂彦氏が原作・一部作画した「変人偏屈列伝」では実在するが、ヤバい人を取り上げてばかりいます。荒木飛呂彦らしい視線満載です。

作、関川夏央・画、谷口ジローの「坊ちゃんの時代」「秋の舞姫」で、夏目漱石、森鴎外、森田草平、平塚明子、ラフカディオ・ハーンが記録通りに描かれますが、この時代のことを相当知らないと楽しめません。厳しい。

やはり極めつけは森田信吾の「栄光なき天才たち」でしょう。
「栄光なき」というだけあって、悲運に終わる天才ばかりが登場します。
こういうマンガらしいスタイルを生かした伝記が少ない上に、面白いので貴重です。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/02/26 10:24】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(6) |
小説の漫画化
どうも、最近のマンガで色々試行錯誤をしているようです。
確かに前までのバトルものや推理モノのような、明確なトレンドが少ない気がします。
そういうことが関係しているのかわかりませんが、今、雑誌で小説をマンガ化する動きが活発になっています。
昔からいくらもありますが、少年雑誌だけでもかなりの数になっています。今日はいくつかの作品を紹介します。



週刊少年サンデーでは、人気の小説家・伊坂幸太郎氏の小説をマンガ化したのが「魔王 JUVENILE REMIX」が連載中です。
更に週刊少年サンデーでは、海外のファンタジー小説の「ダレン・シャン」をマンガ化しています。当然舞台は外国です。

ジャンプスクエアでは小野不由美氏のホラー小説「屍鬼」を、「封神演義」の藤崎竜氏がマンガ化しています。
また片山憲太郎氏のライトノベル「」もマンガ化しています。

「マガジンSPECIAL」では陸上競技を扱った佐藤多佳子氏の「一瞬の風になれ」もマンガになっています。

週刊ヤングジャンプでは三浦しをん氏の「風が強く吹いている」もやっています。



週刊ヤングサンデーでは、何とあの安部譲二氏の原作の「RAINBOW 二舎六房の七人」をマンガ化していますね。

宮部みゆき氏は週刊コミックバンチで「ブレイブストーリー」、プリンセスゴールドで「霊験お初捕物控」などなどが原作に使われています。

ピックアップしていたらキリがないって感じになってきたので、ここで終了。
好きな作家さんの作品があったらチェックしてください。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/02/19 14:35】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(6) |
スター・システム漫画
あまり最近聴かれなくなりましたが、マンガには「スター・システム」というものがあります。
手塚治虫が代表的で、ヒゲおやじ、ハムエッグ、ランプ、ひょうたんツギなどのキャラクターを自分の作品内に何度も登場させるというものです。



「ブラックジャック」には恐らく全キャラクターが登場しているのではないでしょうか。

自分はあまり馴染みがないですがCLAMPというマンガ家集団は、「カードキャプターさくら」「ちょびっツ」「ツバサ・クロニクル」「XXXHOLiC」なんかでキャラクターを混ぜて登場させているようです。

しかしこのスターシステム、他にはあんまり導入している人は少ないんですよね。松本零士氏が「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」「クィーンエメラルダス」の登場人物を多少交差させていますが、スター・システムというほどではありません。あ、でもマンガの「宇宙戦艦ヤマト」にはキャプテン・ハーロックも出てきますが。

水島新司氏も厳密にはスター・システムではないですが、実に画期的な手法をつかっています。
かつて自分で描いた「ドカベン」、「球道くん」、「一球さん」、「ダントツ」らの主人公を集結させ、甲子園で戦わせるという「大甲子園」という作品を描いています。



そのスケールの大きさと面白さはトンでもないレベルなのですが、たった一つにして大きな欠点があります。「大甲子園」を楽しみには「ドカベン」などの100巻を軽く越える水島新司作品群を読まなくてはならないのです!

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【2008/02/12 11:28】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(2) |
弘兼憲史の仕事
相変わらず弘兼憲史氏の「島耕作」シリーズが面白いです。
だが過去にも何回も書いていますが、もう弘兼氏も60歳です。もはや漫画家は年齢ではない、というのは常識だと思って欲しいのですが、それにしてもその雑誌のトップ人気というのは何かな〜と感じます。



現在も「専務島耕作」「ヤング島耕作」「黄昏流星群」と連載中ですが、それぞれ持ち味の違って面白いです。
専務島耕作」は現在面白いのは、名前を変えていますが株大暴落中のサンヨーを韓国のサムソンが三角合併しようとしている話です(まあ現実はもっと無茶苦茶ですが)。
ヤング島耕作」は昭和のサラリーマン道を丁寧に描いています。昭和当時に描くのと、現在から昭和の描くということの違いを強く感じます。
黄昏流星群」は相変わらず中年の恋愛や人生の喜悦&悲哀を描いてます。
個人的な見解ですが、「黄昏流星群」はかつて弘兼氏が作画した「人間交差点」の平成版だと思っています。また「人間交差点」こそが弘兼氏の代表的な仕事だと思っています。



アニメにもなった「人間交差点」は、矢島正雄氏の原作付であるので、まるまる弘兼氏のオリジナル作品ではないですが、このコンビネーションは素晴らしいです。
「人間交差点」は矢島正雄氏の中でも秀逸な仕事で、本当に粒ぞろいの話を描いてます。
一話読みきりで、毎回トンでもない人間の心理の深層や、日本人らしい業を描いています。読み返す度に、「ナンバー1」の話が変わります。
弘兼氏のファンならば是非とも「人間交差点」を読んで欲しいですね。
……ただ「人間交差点」、12巻くらいまで過度に陰惨な結末になる話が多いのと、「昭和」のことをまったくわからないとチンプンカンプンな話が少なくないので、そこは工夫して読んでください。

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【2008/02/05 09:21】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(2) |
本職が原作者!
マンガの原作は昔は梶原一騎氏を代表とする、「熱いストーリー」を画く人が基本的に人気がありました。
他にも雁屋哲氏や武論尊氏などが人気を博していました。
でも最近はちょっと違う流れがあります。
専門的な題材を扱った作品には、その専門の職業の人にマンガの原作を画いてもらうケース増えています。
結構数が多いので、現役で今回書いている人を取り上げてみます。



ヤングサンデーの「タナトス〜むしけらの拳〜」はブログでも人気の、元世界チャンピオンの竹原慎二氏が原作を書いてます。元不良が真面目にボクシングを志すストーリーで、ブログのような軽みはみじんもありません。

モーニングの「特上カバチ!!-カバチタレ2」の原作者・田島隆氏は海事代理士と行政書士の試験に合格しており、その知識をマンガに投入してます。

月刊アフタヌーンの将棋マンガ「しおんの王」の原作はかとりまさること林葉直子氏が原作を務めています。元棋士のこの方、ライトノベルもたっぷり書いてますね。

コミックバンチの「グ・ラ・メ!~大宰相の料理人」はブルネイとベトナム日本大使公邸の公邸料理人を務めていた西村ミツル氏が原作を務めています。沢山の国のお客さんにどんな料理を振る舞うかを 、豊富な料理知識を用いてドラマチックに描いています。



一番大きく活躍しているのが「風の大地」などを手がけている、プロゴルファー坂田信弘氏でしょう。坂田信弘氏は坂田ジュニアゴルフ塾でジュニアゴルファーの育成を務めながら、「DAN DOH!!」「奈緒子」などガンガンヒットを飛ばしています。

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【2008/01/29 11:49】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(0) |
「そこに山があるから」なコミック群
ヤングジャンプで新田次郎の小説「孤高の人」がマンガ化されました。今ひとつな人気のようですが、登山家の方が監修しているので登山描写はリアルなようです(今なら3話までただで読めます)。



いま凄まじい人気のマンガ「岳 みんなの山」はドラマ化も待望しされているようで、マンガ界ではちょっとした山岳ブームが来ているようです。
今日は数少ない山岳マンガを紹介します。

パイオニアは村上もとか氏の「クライマー列伝」です。絵が劇画なこともあって読んでいて非常に息苦しくなる作品です。

「岳 みんなの山」より先に山岳救助を描いた、紅林直氏の「山靴よ疾走れ」は北アルプスで活躍する山岳警備隊の話です。

去年終わりましたが堀内夏子氏が「おれたちの頂」以来の「イカロスの山」を描いています。未踏の8000m峰を制覇するため、ヒマラヤで命がけをアタックをする日本人の物語です。
素人にはわかりませんが、登山家の人たちから描写の稚拙さでなかなかに顰蹙を買っていたようです。

「夏子の酒」の尾瀬あきら氏がモーニングで「オンサイト! 」という初心者入門の要素の強いマンガをやっていましたが、不人気らしくバッサリ連載中止で2巻で終了しました。



夢枕獏が原作で谷口ジローが描いた「神々の山嶺」は人気があります。無酸素単独登頂に賭ける男と、ジョージ・リー・マロリーがエベレストの初登頂を果たしたのかのミステリーが交差するドラマです。
ジョージ・リー・マロリーとは「そこに山があるから」の超有名なセリフをいった人で、1924年に行方不明になって、遺体が1999年にエベレストで見つかっています。だから「神々の山嶺」も後になって少し修正したそうです。

さて石塚真一氏の「岳 みんなの山」、話自身は大変面白いのですが、やっぱり個人的にはわざわざ山に入って、遭難して人に迷惑を掛ける人にはほんの少しの同情も覚えません。

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【2008/01/22 09:46】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(4) |
男くっさい!! マンガ
昔女性が男性誌マンガを読むことはありませんでした。
しかし今では女性が男性誌マンガを買うこと自身が珍しくなりました。
それはやはり無駄に男臭いマンガが減ったことも影響していることでしょう。
今回は今でも無駄に男臭いマンガを紹介します。



仮想三国志で人気の「覇-LORD-」は、元祖侠気マンガの武論尊&池上遼一という最強コンビで描かれています。
男臭いのもあるのですが、イケメン率も非常に高く、女性も楽しく読めるかな、と思います。

ヤンキーマンガで現在ナンバー1トップの「WORST」は、特に血なまぐさいシーンが多くはないのですが、まったくといっていいほど女性が出ません。料理が一番上手い人物もオカマという徹底ぶりです。

近頃映画になった「魁!!男塾」の続編「暁!!男塾」も連載中です。
こちらも女性出演率がガツンと低いです。

格闘技マンガ「範馬刃牙」も筋肉隆々の男ばっかりです。
現在は太古に氷付けになっていた男も参戦してわけがわかりません。

未だに東映路線の男臭さが好きな人には週刊漫画ゴラクの「白竜」がオススメ。平成なのに日本刀で裏渡世の人間が戦いあってます。



今、男臭いくどさの頂点の一つに立っているのが格闘技マンガ「TOUGH 」でお馴染みの猿渡哲也先生でしょう。
中でも「無法松の一生」がベースとなっている「傷だらけの仁清」は侠気&バイオレンス特濃で、太い作品を読みたい人にはお勧めです。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/01/15 11:23】 | マンガ | トラックバック(0) | コメント(2) |
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